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輸入住宅にはデメリットがある?

2020年06月23日

北欧や中欧の伝統的な街並みや、アメリカやカナダの伝統的な木造住宅を実現できたら、ステキだと思うことは無いでしょうか。海外の伝統的な住宅は、日本の伝統的住居と同じく木造住宅であることが多いわけですが、それぞれの地域を連想させる独自のスタイルを持っているので、日本の伝統家屋にはないおしゃれさや魅力を感じることが出来ます。特に海外への旅行の敷居が低くなっているので、実際に海外の街並みを目の当たりにする機会が増えたことで、輸入住宅へのニーズが高くなりました。

一般的に輸入住宅はヨーロッパやアメリカなどの現地で資材を調達して、現地の工場で主要な部品を工場生産し船便で日本まで輸送して輸入することになります。ツーバイフォー工法などが採用されているので、輸入住宅は工場生産された部品を現地で組み立てることで完成させることが出来ます。これに対して日本の伝統的な軸受け工法などでは、柱や梁・筋交いなど個々の部品の組み合わせで形にしていくので手間がかかり組み立てに従事する大工の技量如何で仕上がりにばらつきが出てしまう傾向があるのです。これに引き換え輸入住宅は、面で支える施行なので部品を仕様書どおりに組み立てるだけで完成に至るため、大工の技量に左右されることなく、仕上がりも安定するので専門的技術もさほど必要としません。

このように数々のメリットがあるので、輸入住宅の人気が高くなっている訳ですがデメリットが存在するのも確かです。憧れの輸入住宅で失敗しないためにもデメリットを確認しておくことは重要です。輸入住宅でデメリットになるのは、部品は船便で運送するので、部品到着までに時間がかかるリスクが存在することです。部品輸入のために時間がかかるので、施行計画が膠着的になる可能性があります。そして輸入住宅のデメリットにメンテナンスが難しい側面があると言われています。それというのもあくまで現地での部品調達や規格を前提にしているので、扉や窓などの部品を交換するにしても日本国内で調達するのは困難で、最終的には輸入することで必要な部品を調達するほかありません。そして入居後時間が経過し、子どもが独立したり介護生活に対応するなどライフイベントに直面するとリフォームの必要性に直面することがあります。輸入住宅では入居後の間取り変更やリフォームなどは難しいのが現状です。そもそも海外では長期間生活することが前提になっているので、アイデアを活用して柔軟に対応するメンタルも必要になってくるでしょう。